- 2025.04.10
- 塗装が出来ない外壁や屋根があるって本当?塗装以外の施工法をご紹介
「そろそろ塗装工事でメンテナンスをしたいけど、ウチは塗装できない!?」
稀ですが、塗装ができない、適していない外壁や屋根があります。
これらの原因とその場合の施工方法についてご紹介いたします。
「塗装ができないってどういうこと?」
塗装ができない屋根・外壁には以下のようなケースがあります。
・劣化が激しい場合
・外壁の構造上の問題
・屋根材、外壁材の問題
これらについて詳しく解説いたします。

■屋根材、外壁材の劣化が激しい場合
まず、建材の劣化が激しい場合には、塗装工事を行なっても耐久性を維持することができません。
大きなひび割れや反り、水分を多く含み柔らかくなってしまっている場合などは、塗装をしても直ることはないためです。
このような場合には、屋根はカバー工法や葺き替え工事、外壁はカバー工法や張り替え工事を行います。
状態によって適切な施工方法は変わりますので、専門業者による点検診断が必要です。
■外壁の構造状の問題(サイディングの直貼り工法)
サイディング外壁は、直貼り工法といって、防水シートの上に直接サイディングを貼り付けて施工されたものがあります。
現在は、外壁通気工法といって、外壁材の裏面に通気できる空間があり、湿気を逃す構造になっています。
直貼り工法の場合には、内部の湿気が逃げず、外壁材の表面に湿気が出てきて、膨れ・剥がれを引き起こしてしまうことがあります。
このような場合には、カバー工法や張り替え工事が必要になります。
■外壁材が難付着性(光触媒、フッ素など)
難付着性サイディングボードといって、光触媒やフッ素塗料などの高性能で劣化しにくい塗装が施されたものがあります。
これらは、塗料を弾いてしまい、塗装をすることで不具合が起きてしまうことがあります。
塗装工事の際には、難付着性ボードにも使用できる専用の下塗り材を使用することで不具合なく施工ができます。

■屋根材の異常(表面が剥がれてくる)
10年も経つと表面がパリパリとミルフィーユのように剥がれてきてしまったり、屋根材自体が脆くなってしまうものがあります。
化粧スレートの中でも2000年前後に製造されたものが、このような状態になってしまっています。商品名に、コロニアルNEO、パミール、レサス、セキスイかわらUなどがあります。
これらの商品は、発がん性のあるアスベストの含有を禁止された頃に発売されたもので、耐久性が低くなっています。
これらの屋根材の場合には、カバー工法や葺き替え工事を行う必要があります。
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