- 2024.02.29
- 外壁塗装に欠かせない「高圧洗浄」その理由とは?
「高圧洗浄」という言葉は、普段はあまり聞かないものですが、ホームセンターなどでも高圧洗浄機が販売されるようになり、比較的一般的になりました。
外壁塗装の際には、この高圧洗浄という作業工程がありますが、なぜ行うのかハッキリと答えられる方は少ないのではないでしょうか?
この記事では、高圧洗浄というものが、なぜ必要なのかを詳しく分かりやすくご紹介いたします。
■外壁塗装工事での「高圧洗浄」とは?
外壁塗装工事の流れは、
↓足場仮設
↓高圧洗浄
↓下地補修
↓養生
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といったように、作業の初めに「高圧洗浄」があります。
家庭用のものではなく、業務用の高圧洗浄機のため圧力が高く強力なものになります。
高圧洗浄は、外壁表面の汚れを落とすために必要な作業で、1番効率の良い方法でもあります。
塗装面の高圧洗浄を行うため、屋根も塗装する際には屋根の高圧洗浄を行います。
また、窓などの塗装面でない箇所は、高圧洗浄は行わず、弱めの圧力で流す程度になります。
■高圧洗浄の必要性
高圧洗浄は、汚れを落とすために必要なのはもちろんですが、もっと詳しくご紹介いたします。
汚れを落とすことがなぜ推奨されているのか、そして高圧洗浄をしない場合にはどのような不具合が起こってしまうのでしょうか。
塗料カタログに記載されている
塗料カタログには、標準塗装仕様と簡単に作業手順が記載されています。
例えば、日本ペイント「パーフェクトサーフ」を見てみましょう。
こちらは、窯業系サイディングボード改修用下塗り材で、3回塗りの1回目の塗装作業で使われるものです。
【工程】
下地調整・・・活膜を残し、劣化塗膜は入念に除去する。ほこり、汚れを除去、清掃する。
※参照 ニッペ パーフェクトサーフ カタログ
上記のように、汚れなどを除去する必要があると記載されています。
活膜というのは、既存塗膜が下地に密着しているもののことを言います。
劣化塗膜は、下地に密着しておらず、剥がれてしまっているものという意味です。
つまり、高圧洗浄をすることで、この下地調整を行なっていることになります。
高圧洗浄でも取りきれない塗膜の剥がれなどは、手作業で剥がすこともあります。
高圧洗浄をしないとどうなる?
高圧洗浄をしない場合、外壁に塗料を塗っているつもりでも、その表面の埃や汚れや剥がれてきている塗料に塗装をしていることになります。
簡単に例えると、外壁にセロハンテープを貼り、そのセロハンテープに塗装をしているような状態です。
これでは、すぐに再塗装時の塗料は剥がれ、不具合が起きるのは容易に見当がつきますよね。
つまり、高圧洗浄は外壁下地に塗料を密着させるために必ず必要な工程なのです。
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