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2023.04.20
シーリング工事で外壁の隙間やつなぎ目の防水・気密性を確保!

シーリング工事で外壁の隙間やつなぎ目の防水・気密性を確保!


シーリング工事は、住宅の防水性能を維持するために一役買っている重要な作業です。
住宅工事では、防水品質の良し悪しが建築物の耐久度を大きく左右します。
屋根、外壁といった建材はもちろん、ベランダや屋上にも防水施工は行われます。
建物の防水性は、実はこれだけでは足りないのです。

外壁同士のつなぎ目、屋根と外壁の取り合い、その他付帯物の細かい隙間にはシーリングを使うことによって防水性を保持しています。
シーリングについて、どのような場所に使われているのか、その機能や注意点についてご紹介いたします。






◆シーリング工事とは◆


シーリング工事とは、建築物の部材間の隙間などにシーリングという防水材を充填していく工事のことを言います。
一般住宅では、窯業系サイディング、ALCといったパネル状の外壁材の隙間やサッシ周りにシーリングを充填していきます。
また、金属サイディングにも隙間に使用されています。レンガやタイル壁も一部使用されることがあります。

このように隙間にシーリングを埋めることで、建物内部への雨水の侵入を防ぐことができます。
また、地震などによる建材同士の衝突を防ぐ緩衝材としても機能しています。



シーリング工事の適切な時期は?

シーリング工事は、築5~10年で行うことが望ましいです。
シーリングの耐候性は、約5年程度となっており、太陽の紫外線によりダメージを受け、割れ、破断、剥離、脱離などの症状が現れます。

シーリングが劣化した状態を放置してしまうと、建物内部への雨水の侵入を許し、内部腐食を招いてしまう可能性があります。
外壁塗装を行う際に、シーリング工事も行うことで足場仮設費用も一度で済むため比較的リーズナブルにメンテナンスを行うことができます。

また、シーリング材でも耐久性がグレードによって異なり、15年程度持つものも販売されています。





◆シーリングをDIYで行う際の注意点◆


シーリングの一部だけが傷んでしまい、そこから雨水が入ってきてしまう可能性がある場合には、自分で簡単に補修することもできます。
シーリングは、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。一部のみの補修であれば、初心者でも隙間を埋めることができます。

ただし、シーリングの種類を間違ってしまうと後のメンテナンスに支障をきたします。
外壁などの外部に使われるシーリングは、一般的に変性シリコンと言われるものです。浴室などに使われるシーリング材は、塗料などを弾いてしまうため、外壁には使用しないよう注意しましょう。




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