- 2025.05.16
- 外壁塗装における熱ぶくれとは?原因や対処法を解説します!

「外壁塗装をして間もないのに、塗膜が膨れて剥がれてきてしまった」
これは、熱ぶくれという現象が原因の可能性があります。
熱ぶくれは、夏に起こりやすい現象で、そのまま放置してしまうと塗装が剥がれた箇所は防水性がありませんので、外壁の劣化を早めてしまいます。
この記事では、熱ぶくれについて、その原因と対処法について解説いたします。
熱ぶくれとは?
熱ぶくれは、外壁塗装を行って間もないうちに塗膜が膨れてきてしまう現象の一種です。
その症状や原因について順に解説いたします。
■熱ぶくれの症状
塗装をすると、塗料が外壁に付着し塗膜という膜が形成されます。
この膜が防水性を発揮するものになりますが、この膜が膨れてきてしまうことがあります。
膨れてきてしまった箇所は、塗料が外壁に付着していない状態になっているので、触ると割れて簡単に剥がれてしまいます。
触らなくても小さい穴が空いてしまっていることもあります。
剥がれてしまったところから、雨水が侵入すると、周りも剥がれやすくなってきてしまいます。
せっかく塗装工事をしたにも関わらず、外壁材自体に雨水が触れてしまうようになり、耐久性が低下してしまいます。

■熱ぶくれが起きる原因
熱ぶくれが起きる原因は、真夏などの暑い季節に、外壁材内部の水分、塗料内の水分が気化し、熱により柔らかくなった塗膜が膨れてきたことによります。
真夏の施工の際には、十分な乾燥時間を設ける必要があります。適切な施工を行なっていても、外壁の状態などによって、熱膨れが起きてしまった際には、以下のような補修を行います。
熱ぶくれの補修方法
電動工具で膨れてしまった部分を削ります。目視で膨れが確認できない部分も、塗膜が浮いてしまっていることがあります。
打診棒などを使って入念にチェックを行い、塗膜の浮きが確認できる箇所は全て削っていきます。
削った箇所を高圧洗浄などで綺麗に汚れを除去します。
十分乾燥させたのち、下塗り、中塗り、上塗りと削っていない部分と同じ仕上がりになるように塗装作業を行います。
塗膜の膨れに気づいた際は、できるだけ早く塗装工事を行なった業者に連絡し、補修工事を行なってもらうようにしましょう。
契約時にこのような不具合が発生した際に、無償で補修工事を行なってくれるか確認することも大切です。
塗装業者によっては、大きな膨れのみの補修で、塗膜が浮いているかどうかの点検を行わないこともありますので、補修前にしっかりとどのような作業を行うか確認しましょう。

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